24 高級食パンブーム

銀座 に志かわ

最近、事務所によく顔出してくれるスタッフがいます。

就職してから初仕事の撮影現場で一緒になってからですので、かれこれ40年ほどになります。初仕事は、よく覚えています。撮影スタジオは、世田谷通り沿いの109スタジオ(今はありません)。監督は恩田さん、カメラマンは津村さん、そして照明技師さんが笠原さんで、そのお弟子さんが渡辺さん。通称「なべさん」です。

その初仕事の撮影内容は、TVコマーシャルでTV通販の初期作品だです。3商品撮影しました。1つは、特徴的だったので覚えていますが、「手捏ね棒付きすり鉢」うどんを作る道具になります。お仕事デビューは、制作進行の助手という世の中の底辺のお仕事で、仕事開始が7時位から機材・スタッフのピックアップに始まり、終了して機材の返却までの労働となり、翌日の明け方近くで終了です。徹夜マージャンを連日こなしていた僕にとっては、気力的には問題はないのですが、体力的には、限界で、すぐにやめようと思いました。がしかし、制作費でご飯が食べれるという事がわかり、ずるずると15年ほど、会社にお世話になりました。

当時は、自宅に食べ物が全くない日とかあり、小麦粉しかない日は、水に溶かして、調味料もないので、そのまま食べて飢えをしのいだ時期もあります。(おいしくは感じましたが、近年、実験したら、まずい。)給料はびっくりするほど安いけれど、ほぼ毎日が撮影現場か、編集室・MA室になるので食事が出ます。これは就職したての頃は大変助かりました。

最初の現場から、現在お付き合いのある人は「なべさん」だけになりましたね。僕が当時の最年少なので、なべさん以外ほかの人は、引退ですかね。皆さん、プロフェッショナルでした。

そして10年以上ぶりに映像コンテンツを作成する事になり、撮影機材とか収録メディアも進化しているので、僕自信が浦島太郎状態になるので、藁にもすがる感じで「なべさん」に連絡してみました。すると、相変わらずのハイテンションで、「元気ーーーーー。」と、「やっとやる気になったか?」と。僕は、お仕事はずーとしてますよ。

なべさんは、ずーとしゃべりっぱなしで(本当です)、2時間くらい盛り上げてお帰りになりました。打合せは?「まかしとけ、○○」以上、終わり。

そしてなべさんが、2回目の来社の際に、「及が美」の高級食パンを2斤頂いたので、3回目は、こちらから世田谷代表の「PANYA ASHIYA」の食パンをお返しにしました。すると、4回目は「銀座 に志かわ」の高級パンをま、頂きました。おいしい食パンの魅力を再発見。我が家で今までは、ほとんど食パンは、食べませんが、最近はヘビーローテーションで、パンが食卓に上がります。贅沢ですね。

撮影現場は、昔から専門性の強い現場なので、私の立ち位置では、ほぼ何もする事はありません。でも、ボーとしても、つまらないので積極的に動きます。ボールを拾いに走ったり、バンカーを均したり、カートを運転したりなど、日頃のデスクワークと違って、全面的に体を動かすので、気分も上がり楽しく撮影できました。少し若返ったような気持ちになります。

道を間違えたか、いつの間にか、メディアの発展とともに身をゆだね、デスクワーク中心の生活に。他方、同じ環境で粘ってこられた人も多数います。どちらが良かったのですかね?

パラレルワールドがあって、もう一人の僕は、撮影関係に従事していて、比較できると面白いですね。もう一人の方が、イキがいいかもです。負けないぞ!おー!

< 苦手ホール に続く >

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